山田動物病院|さいたま市 動物病院:1985年開業

2010_11

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食べ物について2010.11.5[Fri]
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こんにちは! 
私はサニー(^^♪ ともかく誰とでもお友達になりたいんだ~
お散歩で会ったり、病院で見かけたら遊んで下さい!私ね すぐに飛びついちゃうの悪い癖だってわかってるんだけど・・・嬉しくて嬉しくてしょうがないんだもん!!!

今月は私たちの、食べ物についてちょっとお知らせします!

私も、“ムネヤケ” したりすると、ついお散歩中に草を食べちゃうんだけど・・何でもかんでも食べてると、お父さんに「それは食べちゃだめ~」って怒られちゃった!
少し載せてみたので読んでみてください。

散歩中に愛犬が道ばたの草を食べることはよく見られる光景です。
よく観察していると葉先のすっと伸びた稲科の雑草(ハルガヤ カモガヤetc.)を好んで食べること、食べた後しばらくしてから胃液と共にそのままのの形で吐き出すことが多いのに 気がつかれると思います。
草を食べる理由にはいくつかありますが、もっとも一般的には、何らかの原因で胃腸障害を 起こし、その結果、胃がむかむかして吐きたくて、その手助けとして食べているのではと考えられます。
その他にストレスの解消、癖、etc.も理由のひとつと考えられています。
吐くのがすぐに治まり、その後、何事もなかったようにしていればいいのですが、嘔吐が続く、吐物に血が混じる、下痢や食欲不振の症状を伴う場合は腸内寄生虫や胃内異物、中毒etc の病気が原因となっている可能性もありますので注意が必要です。
また、身近にあるアサガオ、アジサイ、シクラメン、シャクナゲ、スイセン、スズラン、チューリップ、パンジー、ポインセチア、ディフェンバキア、ホンコンカポックなどの植物の中毒では呼吸困難、神経症状、腎臓や肝臓の機能低下などの危険な状態に陥ることもあります。
ほかに、ウルシやカシなどの樹木や、セイタカアワダチソウ、レンゲなどの野草なども危険。
気持ちが悪いのを治すため、吐くために食べるのだから気にしなくていいとも思われますが除草剤(最近ではパラコ-トのような人や動物に対し毒性の強い製品は出回らなくなりましたが)による汚染や伝染病の感染源となる場合もありますので、避ける方が良いと思われます。
基本的には、食べ物やおもちゃ以外のものを口に入れさせないようしつけることです。

【人間と犬は食べるものは違います】
犬は本来肉食動物。たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどは、人間よりもずっと多くの量を必要としています(ただし、ビタミンCは体内で合成できるので、ビタミンCを食餌から取る必要はありません)。
人間の食事は、人間にとってはおいしく栄養のバランスがとれていますが、犬にとっては、塩分や脂肪の量が多過ぎて危険です。
犬の健康のために、栄養バランスを考えて手づくりで食餌をつくるのもよいのでしょうが、毎回となると大変です。そこで、必要な栄養素がバランスよく配合されているドッグフードの利用をおすすめします。子犬用、肥満犬用など、年齢や状態に合わせたフードを選びましょう。

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